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PMK Column

2016.02.13

バストアップは30代からでもできる?

バストアップは30代からでもできる?

30代からのバストアップは老化対策が鍵を握る

バストの変化が気になりはじめる30代。「もうバストアップできないのでは…」と思っている方も少なくないでしょう。しかし、30代からでも継続的に働きかけをおこなうことでバストアップを実現しやすくなります。

その鍵を握るのが「バストの老化対策」です。20代の頃とは違い、30代からは「老化」に対する意識を強く持つことが大切になります。この年齢になると、バストを支える皮膚やバスト内部の筋肉、靭帯などが少しずつ伸びたり、たるみ始めたりするからです。日ごろからきちんとバストのエイジングケアに取り組めば、理想のバストに近づいていきます。

30代からのバストの老化に対応するケア

30代はバスト周辺の皮膚やバストのなかにあるクーパー靭帯などが老化し始めます。加齢によってバストを支える筋力が低下していることも忘れてはいけません。たとえば、大胸筋や背中の筋肉などです。これらの筋肉が衰えるとバストのたるみなどがあらわれやすくなります。

そのため、30代からのバストアップでは老化や筋力低下を防いでいくケアに取り組んでいく必要があります。以下、具体的にどのようなケアをおこなえばよいのかご紹介します。

バストを元気にする大胸筋エクササイズ

大胸筋のエクササイズとしては、「合掌ポーズ」がおすすめです。合掌ポーズは両手を胸の前で合わせて強く押し合うようにします。できるだけ肘を高い位置に上げて、胸の筋肉を使っているという意識を持ちましょう。さらにその手を左右に動かすことで大胸筋を刺激するだけでなく筋肉をほぐすことができます。

バストを元気にする肩甲骨ストレッチ

肩甲骨を動かすことで胸への栄養を運ぶ血行が改善されます。合唱した手を組み、裏返しながら頭上に腕を伸ばすストレッチが効果的です。そのまま上にあげた腕を上下左右に動かしたり、回したりするとさらに効果が高まります。また、お尻の後ろで手を組み、体を倒しながら腕を上げるストレッチもよいでしょう。

30代のバスト専用の下着をつける

下着はバストの形を整えてくれるものです。バストを引き上げるクーパー靭帯を助ける大切な役割も担ってくれます。

しかし、その働きを得るためには、自分のバストの大きさに合っているものを着けることが前提となります。バストの大きさと下着のサイズが合っていないと、逆にバストに負担をかけてしまうからです。下着はきちんとサイズを測ってから選ぶようにしましょう。

また、下着にはそれぞれの年齢に合わせたタイプも用意されています。しっかりとケアをおこなうためにも30代専用の下着を選ぶとよいでしょう。形を綺麗にするためにナイトブラを併用することもおすすめです。

胸の血行不良を解消してのびのびとバストアップ

胸の周辺組織には老廃物が溜まりやすいものです。そのままにしておくとバストが固くなり、萎縮したような状態になります。加齢や運動不足によってバストが固まってしまうとリンパの流れや血行が悪くなり、老廃物が溜まりやすくなり、栄養が滞ったりします。

触ってみて痛みやごりごりとした固い感触がある部分には、特に老廃物が溜まっている可能性が高め。しっかりとマッサージをおこないバストの周りをほぐしてあげましょう。バストに関係するのは脇の下のリンパ節です。ここをほぐすことで、バスト周辺の老廃物を流しやすくなります。

バストアップのリンパマッサージ(その1)

血行とリンパの流れを促進します。まずは、片腕を挙げて、もう片方の手のひらでひじから二の腕を通り、わきの下にあるリンパ節までマッサージをしていきましょう。最後に鎖骨へリンパを流します。リンパの流れは、全てが鎖骨付近にある静脈内にたどり着きます。それを外側からの刺激で押し流す目的の基本のマッサージです。

バストアップのリンパマッサージ(その2)

背中に手をまわし、肩甲骨周りからわきの下へ進めて、最後はやはり鎖骨までマッサージします。これは体が硬い場合には難しいので人の手を借りるとよいでしょう。

30代からの女性ホルモン減少に対応するケア

体内の女性ホルモンは20代前半頃にピークを迎えると、20代後半から徐々に減少を始めます。最初の減少は緩やかですが、30代に入りしばらくすると急激に減ってしまう人もいます。女性ホルモンの減少に対応するためには、食事や生活習慣を見直し、意識的に女性ホルモンの生成、補給をおこなうことが大切となります。

食事で積極的に摂取したい食べ物

豆乳に含まれる大豆イソフラボンや、女性ホルモンの分泌を高めるボロン(ホウ素)、ビタミンE、プエラリアなどの成分を積極的に摂取するとよいでしょう。キャベツに含まれるボロンのように熱に弱いものや、食べ物では摂取しにくいものは、サプリメントも補助的に利用することをおすすめします。

規則正しい生活習慣のポイント

また、女性ホルモンの分泌を妨げる睡眠不足とストレスへの対策も必要です。特に夜更かしはバストアップでは禁物。ホルモン分泌に適した夜22時以降の睡眠を確保し、寝ている間に分泌されるホルモンの働きを生かすことが大切です。

(まとめ)バストアップは30代からでもできる?

1.30代からのバストアップは老化対策が鍵を握る

30代からのバストアップは、少しずつ始まる肌や組織の老化にも注意しておこないたいものです。体の内外で起こっているバストの変化に対応したケアを取り入れましょう。

2.30代からのバストの老化に対応するケア

30代からのバストアップには、バストを支えている筋肉を鍛えることが大切です。また、加齢とともに伸びてしまうクーパー靭帯を助け、形をキレイに保つ働きをしてくれる下着を着けることも必要となります。

3.胸の血行不良を解消してのびのびとバストアップ

胸の周辺にあるリンパや血行の促進はバストアップのために重要です。バストの周りの循環を促し、老廃物をしっかりと押し流すようにマッサージでつまりを解消しましょう。

4.30代からの女性ホルモン減少に対応するケア

30代からの女性ホルモンの減少に対応するためには、食事で積極的に女性ホルモンの働きや分泌を高めるものを摂取することが大切です。また、生活習慣によって女性ホルモン分泌を妨げないように注意しましょう。