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2019.03.14
離れ乳の原因とは?バストの形を整える方法もあわせて解説
バストにまつわる悩みの一つに「離れ乳」があります。離れ乳になるといくらボリュームがあるバストでも谷間をつくれなかったり、キレイな形に見えにくかったりします。そこで今回は離れ乳の原因と、一度離れたバストを整える方法をご紹介。形の整った美しいバストにしたい方はぜひ参考にしてください。
本当に離れ乳?バストが離れているかチェックする方法
離れ乳に悩んでいる方がいる一方で、きちんと調べてみると離れ乳になっていない方もいます。まずは本当に今、離れ乳となっているのかチェックしてみましょう。
・バージスラインが広い
・サイズはあるのに谷間ができない
・ハリがなく垂れ気味
離れ乳になると上記のような特徴が見られます。そのため、いずれかの症状が思い当たるようであれば離れ乳を疑ってみてもよいでしょう。また、これらの症状に加え”ゴールデントライアングル”が崩れていたら高い確率で離れ乳となっています。気になる方は、このあとご紹介する形を整える方法を参考にバストのケアに取り組んでいきましょう。
なお、ゴールデントライアングルとは鎖骨の中心と両胸のバストトップを結び、三角形にした状態のことを指します。この三角形がキレイな正三角形であればバストは理想の状態。逆に崩れていれば離れや下垂が起きている状態と言えます(たとえば二等辺三角形)。
離れ乳の原因とは?
それにしてもなぜ離れ乳は起きてしまうのでしょうか。
これには遺伝的要素が関係していると言われています。しかし要因の多くは日ごろの生活習慣や体の変化にあると考えられています。
おもにどのような生活習慣や体の変化がバストの離れにつながるのか。一つずつ確認していきましょう。
クーパー靭帯の緩み
クーパー靭帯は網目状の結合組織で皮膚と乳腺をつなぐものです。このクーパー靭帯の働きのおかげで私たちのバストは形をキレイに保つことができています。しかし繊維が緩むことでバストを適切な位置で保つ力が低下し結果、離れ乳を招きやすくなります。
バストのサイズと合っていない下着を着ける
下着はバストを支えてくれるものです。しかしバストのサイズとぴったりの下着を着けなければ、その働きは弱くなります。下着の働きが弱くなると脂肪の重みや揺れにより、バストの負担は大きくなります。その結果、離れ乳を引き起こしやすくなるのです。
ナイトブラを着けないで就寝する
バストは昼間だけでなく、睡眠中も重力の影響を受けます。ナイトブラには、そうした睡眠中のバストの負担を抑えてくれる働きがあります。しかし、ナイトブラを着けないでいると、寝返りの動きなどでバストに負担がかかります。それが背中や脇などに脂肪を流したり、クーパー靭帯を伸ばしたりする原因となり、離れ乳を進行させてしまうのです。
関連記事:ナイトブラの本当の効果とは?バストアップは望める?
間違ったやり方でマッサージをする
本来ならバストのケアとなるマッサージですが、やり方を間違えてしまうとバストに負担を与えることになります。その負担がクーパー靭帯に刺激を与え、緩みなどを引き起こし離れ乳のリスクを高めます。
離れたバストを整える方法
一度離れ乳になったバストは基本的に元の位置に戻せません。しかし以下のような生活習慣の見直しやケアに取り組むことで、バストの形を整えられることが期待できます。
エクササイズなどで大胸筋を鍛える
大胸筋は普段あまり動かさない筋肉です。そのため、意識的にエクササイズなどをおこなわなければ筋力は落ちていきます。大胸筋を鍛えられるエクササイズとしては「合掌ポーズ」や「腕立て伏せ」があります。この2つは自宅でも気軽にできるエクササイズなので、定期的に取り組むことをおすすめします。
関連記事:手を合わせるだけでバストアップ?!合掌ポーズの効果とは?
肩のこりを解消するストレッチに取り組む
離れ乳を整えるうえで肩こり解消は効果的です。大胸筋を鍛えるエクササイズと同様、定期的に取り組むことをおすすめします。以下、簡単に取り組める肩こり解消ストレッチをご紹介するので、寝る前や仕事の休憩中に気軽にやってみてください。
まずは肩を回すストレッチです。両肩にそれぞれ手を載せて肩甲骨に意識を向けながら後ろに大きな円を描くようにまわしてください。肩甲骨の硬さがほぐれるのが感じられるでしょう。10回まわし終わったら、今度は前へ10回おこないます。肩こりがひどい肩は前後それぞれ10回ずつを合計3セットほどおこなうとよいでしょう。
次は仰向けの状態でおこなうストレッチです。就寝前にベッドの中でもできます。仰向けになり両手を天井に向けるように上にあげます。肩甲骨を持ち上げつつ、さらに上へと伸ばします。ここでも肩甲骨が上へ確実に持ち上がっていることを意識しながらゆっくりとした動作で伸ばし、元に戻します。動作は深呼吸をしながらおこなってください。以上の動きを10回繰り返しましょう。
この二つのストレッチはとても簡単に取り組めます。ぜひ日常生活に取り入れてみてください。
マッサージでバストをケアする
マッサージでバストをケアすることも離れ乳に最適です。マッサージをすれば胸周辺の筋肉のこりを解消でき、バストを支える力を保ちやすくなります。それが整ったバストづくりを促せることにつながります。
バストの大きさとぴったりの下着を着ける
さきほどお話しした通り、バストの大きさに合っていない下着をつけることは、離れ乳を引き起こす要因となります。よって、下着はバストとぴったりのサイズを着けるようにしましょう。バストのサイズは加齢などの影響で変化します。しばらくバストを測っていない方は下着のサイズを見直してみましょう。
また、下着の着け方にも注意が必要です。バストの大きさと下着のサイズがぴったりでも着け方が適切でないときちんとバストを支えられず、クーパー靭帯が緩んだりしてしまいます。締め付け過ぎや緩め過ぎには気をつけて下着を身に着けましょう。
寝るときはナイトブラを着ける
ナイトブラを着けて就寝することで、寝返りによるバストへの負担を軽減できます。また、重力の影響を抑えることも。通常のブラジャーと同様、サイズや着け方に注意してナイトブラを着けてみてください。
まとめ
バストは見た目年齢を下げることにもつながります。離れたバストに悩んでいる方は、今回ご紹介してきたことを参考にしながら、バストのお手入れに取り組んでみてください。