理想はどれくらい？フェイシャルエステに通う頻度について

肌の調子が気になると、「フェイシャルエステに通って美肌を目指そう！」と考える方は多いと思います。そこで気になるのが、通う頻度ではないでしょうか。

フェイシャルエステは、肌をキレイにすることだけがゴールではありません。もちろん、今より肌がキレイになるというのも1つの目的ではありますが、その整った肌の状態をキープすることが重要です。

今回は目的別で、フェイシャルエステに通う理想の頻度をご紹介します。

ターンオーバーに合わせた頻度

フェイシャルエステに通う頻度は人それぞれ適したものがありますが、だいたい１ヵ月に１回くらいのペースが理想です。なぜなら、新しい皮膚へと生まれ変わる正常な肌のターンオーバー周期が約28日と言われているからです。

ターンオーバーは一度周期が乱れてしまうと、元に戻すのに時間がかかります。そこで、月に1度のフェイシャルエステでしっかりケアしていくことで、ターンオーバーがより正常な周期に戻りやすい状態を整えることができます。

ターンオーバーの周期が乱れている人は、通い始めだけ2週間に1回くらいのペースで通うのがオススメです。まずは、ターンオーバーを整えるということを意識して、エステサロンに通う頻度を少しだけ高めてみましょう。

実際には、肌トラブルが原因でエステサロンに通う人も多いと思います。人それぞれの悩みによって、フェイシャルエステに通う理想の頻度も異なります。ここからは、目的別にエステサロンに通う適切な頻度を見ていきましょう。

ニキビ肌が気になってフェイシャルエステに通うのであれば、理想の頻度は2週間に1回です。ニキビ肌は、間違ったセルフケアをしてしまうことで、悪化してしまうこともあります。ニキビができる原因もいろいろあるので、自力で改善していくのはなかなか難しいでしょう。

フェイシャルエステでは、しっかりと汚れを取り除き、お肌に必要な水分と栄養分を与えていきます。途中で通う間隔を空けてしまうと、改善してきた肌も元に戻ってしまうことがあります。ニキビがしっかりと治るまでは、2週間に1回の間隔で定期的に通うことが大切です。

シミの改善を目的として、フェイシャルエステに通うのであれば、理想の頻度は3～4週間に1回です。多くのフェイシャルエステでは、レーザー照射で色素にダメージを与えることで、シミを改善していきます。

レーザー照射は、美肌を目指す上でとても有効な手法です。しかし、肌にもそれなりの負担がかかってしまいます。シミの再発を予防するためには、定期的な施術が必要ですが、負担をかけすぎないようにエスティシャンと相談しながら通いましょう。

シワやたるみ改善のためのフェイシャルエステは、これといった具体的な指標はありません。加齢と共に気になる部分でもあり、個人差も大きいからです。しかし、シミやたるみが目立って気になってしまうという方は、肌に負担がかからない程度で2～3週間に1回くらいのペースで通ってみましょう。

シワやたるみは、老けて見えるため、女性なら誰でも気になります。しかし、マッサージをやりすぎてしまうと、肌に過度な負担がかかってしまうため、ある程度間隔を空けながら通うことをオススメします。

フェイシャルエステに通おうとしている方の中には、「毎日通ったほうが良いのでは？」と思う人もいると思います。しかし、フェイシャルエステに毎日通うことは、デメリットが多く、効果的とは言えません。

フェイシャルエステでの主な施術は、マッサージやピーリング、ホワイトニングなどさまざまです。このどれもが美肌につながる施術ではありますが、同時に肌にも負担をかけてしまいます。肌に常に負担を与えてしまうと、肌が本来持っているバリア機能の力を失ってしまう可能性があります。

肌の状態を少しでも早く改善したい方は、毎日フェイシャルエステに通うのではなく、規則正しい生活習慣や、適度な運動など、セルフケアにも力を入れることをオススメします。

フェイシャルエステに通う理想の頻度は、人それぞれで目的によっても異なります。そのため、自分の肌の悩みと肌の状態に合わせて、エステティシャンと相談することが大切です。適切な頻度でエステサロンに通いながら、セルフケアにも力を入れて美肌を目指していきましょう。